変異遺伝子とハイリスク乳がん
遺伝子検査の結果を聞きに病院へ。
ガンと直接的に関係のある遺伝子の変異は見つからなかったものの、二つの変異が見つかったとのこと。それは DICER1というのとPALB2というものだそうだ。これらは現段階ではガンとの直接的な因果関係は不明とのこと。
前者はある特別な卵巣ガンや甲状腺ガンを引き起こしたりするらしいという研究もあるらしい。たまたまか分からないがわたしも卵巣は腫瘍ができて片側だけ10年ほど前に摘出している。検査の結果良性腫瘍ということだったけれど。
後者は乳がんや膵臓ガンとの関わりがある可能性が高いという結果もあるらしい。
家族歴から言っても普通の人より高いうえに遺伝子検査の結果からかハイリスク乳がんと認定されました。
マンモグラフィーを今まで受けたことがないけれど受けたほうがいいと言われ、ハイリスクブレストキャンサー研究所の予約を入れてくれ、今後6ヶ月に一回の検査を受けることになりそうだ。
夏に帰国する時の健康診断にとりあえずマンモグラフィーをすると伝え、予約は9月以降でお願いすることにした。
たまたま生理前だからかもしれないけれど、胸の張りとかも気にしだすと気になる。
中耳炎からのかかりつけ医に行くことになり、内視鏡検査、遺伝子検査、乳がん検査とトントンと進んでいるのがラッキーなのかなんなのか分からないけれど、早めに対処するしかない。
海老蔵夫人の麻央さんが乳がんとの闘いの末に亡くなったニュースを聞いても人ごととは思えない。
なにせ末っ子と麻央さんの長女は誕生日が同じだ。産院のベッドの上でニュースを聞きながらあの海老蔵の子と一緒かぁと複雑な気持ちだったのを覚えている。小さい子を残さざるを得なかった哀しみが自分のことのように思えてしまう。
とりあえず、前向きに。なる可能性はあるかなしかで個人で考えれば半々だし、なったらなったでどうにかするしかないのだ。
痛いのも子供の成長を見れずに亡くなるのも嫌だからとりあえず検査をするしかない。
もしかしたらもうなってるのかもしれないけれど。