だらだらミトン通信

アメリカ生活の記録、主に病気関係

日本で初マンモ

夏休みに2年ぶりの日本。

 

検診も受けれるので、マンモと超音波を追加してきました。

 

はじめてのマンモ。

ガンだったらと心配する気持ちと痛いと聞いていたので恐る恐る検査室へ。

検査技師の方も痛かったら無理せずに痛いと言ってくださいね。と言われたので緊張。

 

上半身裸かで透明な板によいしょ。と乳を乗せられ、徐々に潰される。

予想より痛くなかったので良かったが、なんか潰された乳が新鮮でとても間抜けな姿でした。

 

帰国した後に結果は届いたので実家の人にスキャンして送ってもらう。エコーで石灰化が指摘されたが、マンモ、触診共に異常なしとのことで一安心。

 

他の尿と血液の検査のが引っかかっておりました。とりあえず、お酒の量を減らしています。

ガンから生き残ること

若年性乳ガンを克服した人の話。

ガンがその人の全てではないことを、力強く行き続けることで見せてくれる。

儚いものが尊いことにはならない。

 

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52200

 

同じサイトには表中治療ではないニノジュースのマルチレベルマーケティング推しの人のも出てくる。

 

義理の両親は本人の意思で標準治療に頼らず抗ガン剤治療することなく習字で書いた標語(マクロファージや笑うとか)を部屋に貼ったり、健康食品やマクロビ、ニンジンジュースなどを取り入れていた。

 

標語治療をしておけばもっと行きて孫たちの成長を見れたのではと思わなくもないけれど本人達は素晴らしい人だし、彼らの信じてた生き方なので尊重はしたい。でも、自分の子供達ならやめろというと思う。

マクロファージという言葉はノーベル賞を取る前に義父から概念は教わった。ただ義父のいうマクロファージとノーベル賞のマクロファージは少し違う気がする。気合いで治る病気と治らない。酷くなる病気はあると思う。

 

私はガンと診断された時にどうなるのか。

標語治療をするけど、レメディとかも一時帰国調べたらしたくらいなので色んな健康法を試したりするのかな。寄ってくる人もいるんだろうな。

 

PALB2遺伝子変異と乳がんリスク

BRCA1/2という乳がんになりやすい遺伝子ほどリスクは解明はされてないらしいけれど、気になる。

ファミリーヒストリーでも引っかかっててどちらにせよリスクは低くないけれど。

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PALB2 変異保有女性における乳癌リスクは,一般集団と比較して,40 歳未満では 8~9 倍,40~60 歳では 6~8 倍,60 歳超では 5 倍高かった.変異保有女性における乳癌の推定累積リスクは,50 歳までは 14%(95%信頼区間 [CI] 9~20),70 歳までは 35%(95% CI 26~46)であった.乳癌リスクは,出生年代別コホート(P<0.001),および他の家族因子(P=0.04)によっても有意な影響を受けていた.PALB2 変異保有女性において 70 歳までに乳癌が発生する絶対リスクは,乳癌の家族歴のない場合は 33%(95% CI 25~44)であり,50 歳の時点で乳癌に罹患していた第一度近親者が 2 人以上存在する場合は 58%(95% CI 50~66)と幅があった.

http://www.nejm.jp/abstract/vol371.p497

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変異遺伝子とハイリスク乳がん

遺伝子検査の結果を聞きに病院へ。

 

ガンと直接的に関係のある遺伝子の変異は見つからなかったものの、二つの変異が見つかったとのこと。それは DICER1というのとPALB2というものだそうだ。これらは現段階ではガンとの直接的な因果関係は不明とのこと。

 

前者はある特別な卵巣ガンや甲状腺ガンを引き起こしたりするらしいという研究もあるらしい。たまたまか分からないがわたしも卵巣は腫瘍ができて片側だけ10年ほど前に摘出している。検査の結果良性腫瘍ということだったけれど。

 

後者は乳がん膵臓ガンとの関わりがある可能性が高いという結果もあるらしい。

家族歴から言っても普通の人より高いうえに遺伝子検査の結果からかハイリスク乳がんと認定されました。

 

マンモグラフィーを今まで受けたことがないけれど受けたほうがいいと言われ、ハイリスクブレストキャンサー研究所の予約を入れてくれ、今後6ヶ月に一回の検査を受けることになりそうだ。

 

夏に帰国する時の健康診断にとりあえずマンモグラフィーをすると伝え、予約は9月以降でお願いすることにした。

 

たまたま生理前だからかもしれないけれど、胸の張りとかも気にしだすと気になる。

 

中耳炎からのかかりつけ医に行くことになり、内視鏡検査、遺伝子検査、乳がん検査とトントンと進んでいるのがラッキーなのかなんなのか分からないけれど、早めに対処するしかない。

 

海老蔵夫人の麻央さんが乳がんとの闘いの末に亡くなったニュースを聞いても人ごととは思えない。

 

なにせ末っ子と麻央さんの長女は誕生日が同じだ。産院のベッドの上でニュースを聞きながらあの海老蔵の子と一緒かぁと複雑な気持ちだったのを覚えている。小さい子を残さざるを得なかった哀しみが自分のことのように思えてしまう。

 

とりあえず、前向きに。なる可能性はあるかなしかで個人で考えれば半々だし、なったらなったでどうにかするしかないのだ。 

痛いのも子供の成長を見れずに亡くなるのも嫌だからとりあえず検査をするしかない。

 

もしかしたらもうなってるのかもしれないけれど。

 

息子の卒業

息子は日本だと六年生ですが、早生まれのためこちらでは半年遅れの五年生。

しかし、通っている学区は5年で小学校は卒業のため一足お先に卒業式を迎えました。

 

卒業式は学校からもらった五年生全員の名前の書いてあるティシャツで出ました。

卒業証書は名前を呼ばれて壇上で一人一人校長先生からの手渡しですが、日本のようにキチンとした感じではなく、名前呼ばれたらヒューヒューや歓声があがりという感じでとても楽しいものでした。特に関係のない来賓挨拶とか電報とかもなくサクッと終わったし。

 

親の方もスーツの人も普段着の人もいてと様々。先生もお揃いのティーシャツにサンダルというラフな装い。私は普段よりはキチンとした格好で行ったけれど、卒業式なんて何度も練習したりとめんどうだったのでわたしはこんな感じは好きだなぁと思いました。

息子の幼稚園の卒園式でも余計なことばかり(すごいあの人泣いてるなー。私も泣かないといけないかとか、あの子大きくなったなぁ、親子そっくりとか)考えてしまう。でもしんみりした雰囲気を出さないととか考えたりと面倒で。そんなの無理やり出さなくていいんだろうけど。

 

無事小学校二年間過ごせて良かったです。

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今年は男の先生で、五年生にいる日本人の男子3名同じクラス、ハーフの男子1名と一緒でした。

 

バイリンガルの先生が、今年度のはじめの頃に今年と去年のクラスどちらが楽しいかと聞いたら去年のクラスのが楽しかったと言ったそうです。

 

補習校では四年生の時に男の先生で喜んでいたので意外でした。去年の担任はお孫さんもいるくらいのおばさん先生で割と普段も成績表も厳しめだったから今年のクラスのが良かったと言うのかと思っていたので驚きました。

どうも男の先生が怒りかたが大きな声で苦手だったようです。

 

 理由を聞くと息子らしい理由だなと思いました。

 

ミドルは小学校の違ってホームルームもないし、移動教室ばかりどうなるのやら!

 

ふたつの変異

病院から遺伝子検査の結果が出たからと電話をもらう。

病院に来られるか聞かれたけれど、子供が夏休みに入ったし来月には日本に帰るしと電話で説明をひと通り受けて手紙をもらうことにしました。

 

とりあえず、ガンになりやすい項目には引っかからなかったが、母親とは別な遺伝子の変異が二つ見つかったとのこと。どちらも直接的な関係は不確かとのことで安心したけれど、ファミリーヒストリーからも普通の人よりは若干ガンになる可能性は高いとのこと。

 

しかし、やはり言葉の問題もあるし電話だけでなく直接説明をしたいのでできれば病院に来て欲しいと言われた。

子供がサマーキャンプの来週午前中に予約を入れてもらう。

 

なんかそれ聞いてから、左乳が痛いような気になるー。単純なのか?

 

 

アメリカの学校給食

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カフェテリアでいる人〜?と言われたからと息子が持ち帰ってきたフレンチトースト。

 

こんなんだったー!
これはお菓子じゃない?

 

ミシェル オバマが給食革命をしようと思ったり、マイケルムーアがアメリカのランチとフランスの給食を比べたりしたのは納得。

 

ミシェルの給食革命もいまいちらしいけど、こんなんだったら肥満や糖尿病の子供も多いはずだ。

 

こんな感じのスナック的なメニュー多いので子供はランチ大好きで週に2回くらいはランチを買うんだけど、糖分や脂肪が心配。

 

うちの学区、パンは全粒粉になってるけど、それくらいじゃ挽回できないくらいのジャンクなメニューです。フレンチトーストの時はスクランブルエッグにハッシュドポテト、サイド二品(生野菜やフルーツ)に牛乳かココア。

 

また息子が一番びっくりしたのは食べ物をドンドン捨てたり、食べ物で遊んだりが普通なこと。

 

日本の残すの厳禁な文化も辛いけど、自分で食べる前に減らしたりできてたし、なにより栄養バランスを考えられている暖かい食事は適当な私は助かっていた。アレルギーにも対応してくれる学校だったし。

 

マイケルムーアの世界戦略のススメに出てくるフランスの給食は本当に美味しそうなのです。その分給食費は高いのかもしれないけれど、あんな給食が食べられる子供達はうらやましい。

 

2.5ドルと安いし面倒だからランチの回数だんだん増えて来たけど、お弁当作りちゃんとしないと。