だらだらミトン通信

アメリカ生活の記録、主に病気関係

新学期が始まって一週間

娘2人はまだ本格的な勉強ではないのもあり、学校を楽しみにしています。

元から知っているお友達の名前しか出ないけれど、徐々に仲良く遊べる子が増えてくれたら。

 

息子は土曜日は日本語補習校、日曜日は野球と1週間休みのない生活なのもあり、日曜日の夜は体調悪いかもと体温計を出してきて測ったものの平熱でガッカリし、また学校かあ。とため息。

 

息子のクラスに日本からの転校生が来て、その子は行き渋ったりしているらしく、その子のお世話などを積極的にしているようです。日本にいるときから転校生を初日に家に呼んだり、転校生の女の子を好きになるようなタイプなのではありますが、きっと彼を一年前の自分と重ねている面もあると思います。

 

最初の数ヶ月は英語環境で1日過ごさねばならないのはとても苦痛だとは思います。精神的な疲労からか日本より時間が長いからか息子は最初はよく学校で居眠りをしていました。

 

今も何言っているのか分からないことも多いだろうし、自分の意見を言えなかったり大変なのは変わりないけれど、英語環境にはだいぶ慣れたと思います。

 

5年生になって勉強がぐっと難しくなったと感じてるらしいのですが、お友達と共にどうにか楽しく学校へ通って欲しい。

 

今週は夜に先生にお会い出来る日があるので子供達の様子が聞けるようなら聞きたいと思います。

新年度が始まるー学年の区切り

ミトンの国はもう秋の気配。

レイバーデーが終わり、新年度が始まりました。

 

息子は学校の始まるしばらく前からやだなぁとため息。クラスは日本人の子と一緒になれ、男性の先生だしと喜んでいましたが。

行き渋りはないものの、口では行きたくないと言っています。

 

息子は日本の学年より半年遅れで五年生に。真ん中の娘はキンダーを二回して半年遅れで一年生。そして末っ子は誕生月通りにキンダー入学しました。

 

一応目安として9月1日からの学年の区切りがあるものの日本と違って、その子の成長や親御さんの考えで入学する時期を決めます。

9月1日以降生まれでも12月生まれくらいまでなら希望をし、認められれば上の学年に入学することも出来ます。

同じ学年でも一年以上の年の差がありますが、子供達は気にしていないようです。

 

真ん中の場合はアメリカに来てすぐに年度末で英語がまだ話せなかったので強制的にキンダーを二回しました。でも、結果良かったと思います。あのまま一年生にあがっていたら勉強についていけなかったと思います。

アメリカ人のクラスの子でも娘同様にキンダーを二回した子もいます。 

また飛び級もあり、息子のクラスメイトは算数は中学校まで行って勉強するようです。

 

真ん中はキンダーでしっかり英語の基礎を勉強したおかげで英語はしっかり身につきました。発音からスペルを書けるように。また、周りの子よりもお姉さんなので色々頼まれたりして自信がついたようです。日本の幼稚園の時よりものびのびしているように思います。

 

息子は早生まれで誕生月通りではあるものの日本語で勉強したことを現地校で習うので分かりやすいと思います。

 

末っ子は7月生まれでアメリカだと早生まれの分類になります。背も標準的的で大きい方ではないし、クラスについていくのは初めは大変かと思いますが、頑張ってもらいたいと思います。

カミングアウトと偏見とアウティングと愚痴

http://www.jiji.com/sp/article?k=2016080500795&g=soc

 

一橋大学法科大学院の学生が友達に告白し、同性愛だと友達にばらされたことが原因で病み自殺。両親が大学と同級生を提訴したというニュースをみた。

 

ばらした方はたいした悪意はなかったのかもしれないが、被害者を軽んじ本人の確認もなしにアウティングをし、差別を助長した責任はあると思う。

自殺にまで追いつめるとまでは思ってなかったのかも知れないけれど、LGBTへの差別意識はまだまだはあるし、カミングアウトですら精一杯な世の中でその後のことを考えると気軽にアウティングなんてできないと思うのだ。

 

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発達障害だというカミングアウトをするのは難しい。

 

友達から先日娘さんが発達障害で特別学級に来学期から行くと思うと教えてもらい、悩みやオススメの本などをお互いにメールでだけど言いあった。

 

それは私が前にカミングアウトしてるからだし、彼女も友だちが少し仕事のできない人をあいつアスペだからさーとか聞くと子供のことはその友達には言えなくなってしまうと言っていた。

 

また、普段自分の子を多動で病気だと思うと会うたびにいう人がいる。

彼女が他の人に発達障害を診断する所に行けばと言われた。失礼じゃないと怒っていた。

 

そういう時にうちは発達障害だよ。そんなに自分の子を病気病気言うならば行くだけ行ってみたらスッキリするよ、病気病気と言うのを聞いているのは不快だという一言も添えて言えれば楽なんだろうけど、偏見がある人にそんなことは言えない。

 

自分の子は絶対に違う。ちょっと言ってみただけ、すごい失礼な人と怒るくらいならば、多動で病気だと思うとか言わなきゃいいのに。言った人もおせっかいとは思うけれど、親切心もあったと思う。

 

それぞれの個性を認めてもらえる世の中になって欲しいとは思うけれど、わざわざカミングアウトをして偏見に晒すような真似はしたくない。

 

変な知識があるとすぐ病気にするからさ。と言っていたけれど、ならば自分も自分の子を病気だと言わないでいればいいのに。

 

と思うけれど、なかなか言えないよね。

 

 

相談して良かった!

リタリコ発達ナビの記事

 

ユニークな息子、バンザイ!子育てへの自信が戻ってきた理由 https://h-navi.jp/column/article/243 #発達ナビ

 

を読んで、学校からは指摘しないとモヤモヤしてた日々を思い出した。

 

毎年先生たちに泣きますね。と夏休み前の面談で言われ、発達障害とかどうなんでしょうね?と聞いたけれど担任からはそうですかね〜という感じでした。

 

家で泣いたり固まることも多く、野球のコーチとなったダンナから毎週末責められ、固まって泣いて余計怒られる姿を見る、そして私対ダンナのケンカに発展する週末が辛くてスクールカウンセラーに相談した。

 

そこから、学校での様子を療育センターのコーディネーターの方にみてもらったり、相談し、そこの精神科医にも会いテストを受けることになった。

 

結果を見て、薄々は気づいていたことが確信となり私はホッとした。これを理由にダンナにもう少しマイルドな対応をお願いできるからだ。

 

ダンナは多少はマイルドになった気がする。

相変わらず発達障害の本とかは読む気はないらしいけど、会社の同じように発達障害の子を持つ同僚と話したりとか少しは理解をしようとはしている。

 

社会は厳しいからと厳しい姿勢で接しているが。赴任して野球のコーチから離れたのも大きいけれど、和やかな週末が戻ってホッとしている。

 

未だに私と息子に対する怒り方(すぐ大声を出すし、全否定するのはやめてもらいたい)でケンカしてそれを見て息子は傷ついているんだけど。

なるべくケンカはしないようにしてるんだけど、難しい。

 

子育てで自分のせいかと悩んでるなら相談だけでもしたらいいと私も思う。診断を受けたとしてもその子の個性と捉えて対応できるし。

 

もっと早くスクールカウンセラーに相談しておけばと思うこともあるけれど、相談せず、グダグダ悩むより相談して良かったと思う。

 

 

息子のピーナッツアレルギー

息子は離乳食を始める前から食物アレルギーの疑いを指摘され4カ月の時に試験を受けアレルギー体質だと判明しました。

アレルゲンの食物は牛乳、ジャガイモ、ピーナッツ、ナッツ類など多岐にわたり、シドニーでは主に除去でやってきました。


そして、3歳でシドニーから日本に帰り、家の近くのアレルギーの治療で有名な病院で負荷検査(実際に食べてどれくらい食べられるか)を受けたり、ピーナッツに関しては経口減感作療法をし、生卵とキウイ以外は除去となりました。 その時の記録は↓ http://d.hatena.ne.jp/yoshix445/touch


ピーナッツの減感作療法が終わったときも時々食べないとまたアナフィラキシーを起こすと言われたので、ピーナッツ嫌いな息子が食べやすいようにピーナッツオイルを使った料理を週に2・3度食べさせていました。


辛いものも好きなので、タイ料理を食べたりもたまにしていたのですが、先月ピーナッツ入りのパッタイを夕食に食べたあと、学校のイベントに行き、寝る時は何もなかったのに寝てしばらくするとうなされて、トイレに行ったようなのですが、どうも様子が変なので見に行くと身体中に蕁麻疹でした。


日本の病院でもらった薬を飲まそうとしたけれど、口の中がおかしいと言い、もともと苦手な錠剤を飲もうとしなかったので夜中11時、旦那は出張中だったため娘二人も起こして近所の緊急病院へ。


症状は身体中の蕁麻疹に鼻水、少しの咳ということで、薬だけの処置ですみました。

もしもの時用のエピペンは処方されましたが。

 

後日、フォローアップのためかかりつけ医に行くと、ピーナッツは除去をするように言われて、アレルギー専門医の受診をすすめられました。

 

アレルギー専門医にはまだ減感作療法は実験段階で息子の過去の検査結果をみてこの程度だと除去をAAA アメリカアレルギー学会?はすすめていると言われました。

血液検査をピーナッツと気になっていたこちらの植物ですると、ピーナッツはクラス3ということで、除去をするようにと言われました。また、植物についても高くはないものの何種類かがアレルゲンのようでした。


ピーナッツの食べた量が多かったのか、イベントで走り回ったのが引き起こしたのか分かりませんが、残念ながらピーナッツは再び除去となってしまいました。


とはいえ、減感作を始める前までは振り切れており、アナフィラキシーショックも病院で経験したくらいなので、今回クラス3になっていて、そこまでひどい症状にならなかったのは安心しました。




夏休み

息子のサポートについては特に進捗のないまま夏休みに入りました。


成績表は学年末は郵送で届きます。

最後の学期は態度も少しはマシになったのか、学年末でテストが多くて息子の苦手と思われるグループワークが少なかったのか、単に学年末だからか先生からのメッセージは今年はとても成長しました、来年も頑張ってという感じでした。 


安心していいのかまだよく分かりませんが、来年度の成長を楽しみにしたいと思います。

  

今年は日本人のクラスメイトがいたけど、来年はどうなんだろう。本人はほとんど英語分かるし〜と言ってるけれど、私としてはまだ不安もあるので誰かと一緒になるといいのだけど。

学校でのサポートのこと

学校へは週一のボランティアで行ってます。

その時に学校にいるバイリンガルの日本人の先生にたまたま会ったり、先生が待ち構えていたり、電話があったりと息子、娘の様子を教えてもらっています。


どうもここ何ヶ月か息子は泣いたり、不貞腐れたりの回数がふえ、クラスでタイムアウトしても泣き止まずに事務室でクールダウンをすることも増えていると言われ、成績表の先生からのメッセージに態度が悪いと書かれてしまい、分かっているくせに英語を分からないふりをしたりしてる。という苦言を言われてしまいました。


また、グループワークだと言葉の問題もあるだろうけど、積極的にみんなと一緒にやろうとしなかったり、1人でどんどん進めたりと協業できないし、明らかに参加しなかったりすることもあるとのこと。

また日本語でも作文などは苦手なのですが、自分の考えを書くテスト(尊敬する人について書く)で40分間何もしなかったりなど。



日本で発達障害と診断され、こちらに来てかかりつけ医に相談したけれど、かかりつけはまだ来て間もないし、話してると自閉症スペクトラムの傾向は感じられないと言われてしまい、様子見となってます。


担任の先生からはできるのにやらないと言われてしまう。日本人の先生には本人の好きなことと嫌いなことへの差が大きく、怠けてる訳ではないことを分かって欲しい。また、文化の違いで考えているときは無言で考える。と伝え、あまりにも泣くのが続くので学校としての何らかのサポートを頼めないだろうかと相談しました。


けれども、そういうサポートはだいたい担任を通してからしかできないらしく、担任の先生は理科と算数はできるし、発達障害の傾向はないだろうと学校に来てくれるソーシャルワーカーには繋げる必要はないだろうという判断。


しかし、親からもサポートを求めることもできないこともないと、日本人の先生にどうにかソーシャルワーカーと担任の先生や何人かの先生とチームを組んでもらう方向になり、いつになるのか未定ですが、学校での息子の様子をソーシャルワーカーの方が見る機会を作ってもらえそうです。


ただあと一ヶ月で今年度は終わってしまうのですが。どうなるやら。