だらだらミトン通信

アメリカ生活の記録、主に病気関係

スクールカウンセラーとの面談(2005年秋)

シドニーで生まれ、三歳になってすぐに日本に帰国。

4か月から人見知りがあり、家では良く泣いていたが年中から入った幼稚園ではとくに問題もなく過ごし、小学校に入学。

 

毎年年度初めの面談で先生に「泣きますよね」と言われる息子。

家でもそうだが学校でも泣く。週に二回ほどは泣くらしい。

後半の面談では毎年泣くのは年度初めよりも減ったと言うが、泣くことはあるらしい。

 

一年生のころは仕方ないと思っていたけれど、3年生にもなって言われると親としては困惑する。そろそろ周りの目を気にして泣かなくなるころころだと、自分の子供時代を思い出すと思うからだ。

 

家では甘えもあるし、厳しく叱られるので泣くのは仕方ないが、泣くだけでなく息子の場合は固まる。

一年生から始めた少年野球でも、アドバイスで固まってしまうこともしばしば。

お友達との遊んでいる様子をみても、楽しく遊んでいるときは問題ないが、意見の相違があった時に上手なやりとりはどうも苦手らしいとは思っていた。

慎重派で自分が苦手だと思うことにはあまり挑戦をしないタイプ。

性格かもしれないが下の妹たちと比べると、新しいことにチャレンジするのがどうも苦手だと思う。

 

息子の教育方針のことで夫婦のケンカも増え、私が参ってしまいそうになったので小学校に月に何度か来ているスクールカウンセラーとの面談を予約しました。

 

スクールカウンセラーの方に、成育歴や悩んでいることを聞いてもらう。

市の療育センターの相談窓口を紹介してもらうことに。

 

その日のうちに療育センターに電話し、息子の学校担当のコーディネーターから電話をいただき、まず私との面談の予約をしました。

 

そして、面談で再び成育歴や悩みなどスクールカウンセラーとの内容をもう一度いい、コーディネーターの方が息子のクラスでの様子を見学することになりました。

 

その後また私だけで面談し、息子も連れて一度心理療法士の方とも面談することに。

息子は私抜きで面談だったのですが、絶対に親には言わないでという約束で、私たち夫婦が僕のことでケンカするのがとても嫌だと言っていたそうです。

 

なんかもうその言葉を聞いてしまうと悲しさを通り抜けて、親としての自分に絶望しかありません。けれども、親なのでどうにかしなければいけないと思いました。