だらだらミトン通信

アメリカ生活の記録、主に病気関係

相談して良かった!

リタリコ発達ナビの記事

 

ユニークな息子、バンザイ!子育てへの自信が戻ってきた理由 https://h-navi.jp/column/article/243 #発達ナビ

 

を読んで、学校からは指摘しないとモヤモヤしてた日々を思い出した。

 

毎年先生たちに泣きますね。と夏休み前の面談で言われ、発達障害とかどうなんでしょうね?と聞いたけれど担任からはそうですかね〜という感じでした。

 

家で泣いたり固まることも多く、野球のコーチとなったダンナから毎週末責められ、固まって泣いて余計怒られる姿を見る、そして私対ダンナのケンカに発展する週末が辛くてスクールカウンセラーに相談した。

 

そこから、学校での様子を療育センターのコーディネーターの方にみてもらったり、相談し、そこの精神科医にも会いテストを受けることになった。

 

結果を見て、薄々は気づいていたことが確信となり私はホッとした。これを理由にダンナにもう少しマイルドな対応をお願いできるからだ。

 

ダンナは多少はマイルドになった気がする。

相変わらず発達障害の本とかは読む気はないらしいけど、会社の同じように発達障害の子を持つ同僚と話したりとか少しは理解をしようとはしている。

 

社会は厳しいからと厳しい姿勢で接しているが。赴任して野球のコーチから離れたのも大きいけれど、和やかな週末が戻ってホッとしている。

 

未だに私と息子に対する怒り方(すぐ大声を出すし、全否定するのはやめてもらいたい)でケンカしてそれを見て息子は傷ついているんだけど。

なるべくケンカはしないようにしてるんだけど、難しい。

 

子育てで自分のせいかと悩んでるなら相談だけでもしたらいいと私も思う。診断を受けたとしてもその子の個性と捉えて対応できるし。

 

もっと早くスクールカウンセラーに相談しておけばと思うこともあるけれど、相談せず、グダグダ悩むより相談して良かったと思う。

 

 

息子のピーナッツアレルギー

息子は離乳食を始める前から食物アレルギーの疑いを指摘され4カ月の時に試験を受けアレルギー体質だと判明しました。

アレルゲンの食物は牛乳、ジャガイモ、ピーナッツ、ナッツ類など多岐にわたり、シドニーでは主に除去でやってきました。


そして、3歳でシドニーから日本に帰り、家の近くのアレルギーの治療で有名な病院で負荷検査(実際に食べてどれくらい食べられるか)を受けたり、ピーナッツに関しては経口減感作療法をし、生卵とキウイ以外は除去となりました。 その時の記録は↓ http://d.hatena.ne.jp/yoshix445/touch


ピーナッツの減感作療法が終わったときも時々食べないとまたアナフィラキシーを起こすと言われたので、ピーナッツ嫌いな息子が食べやすいようにピーナッツオイルを使った料理を週に2・3度食べさせていました。


辛いものも好きなので、タイ料理を食べたりもたまにしていたのですが、先月ピーナッツ入りのパッタイを夕食に食べたあと、学校のイベントに行き、寝る時は何もなかったのに寝てしばらくするとうなされて、トイレに行ったようなのですが、どうも様子が変なので見に行くと身体中に蕁麻疹でした。


日本の病院でもらった薬を飲まそうとしたけれど、口の中がおかしいと言い、もともと苦手な錠剤を飲もうとしなかったので夜中11時、旦那は出張中だったため娘二人も起こして近所の緊急病院へ。


症状は身体中の蕁麻疹に鼻水、少しの咳ということで、薬だけの処置ですみました。

もしもの時用のエピペンは処方されましたが。

 

後日、フォローアップのためかかりつけ医に行くと、ピーナッツは除去をするように言われて、アレルギー専門医の受診をすすめられました。

 

アレルギー専門医にはまだ減感作療法は実験段階で息子の過去の検査結果をみてこの程度だと除去をAAA アメリカアレルギー学会?はすすめていると言われました。

血液検査をピーナッツと気になっていたこちらの植物ですると、ピーナッツはクラス3ということで、除去をするようにと言われました。また、植物についても高くはないものの何種類かがアレルゲンのようでした。


ピーナッツの食べた量が多かったのか、イベントで走り回ったのが引き起こしたのか分かりませんが、残念ながらピーナッツは再び除去となってしまいました。


とはいえ、減感作を始める前までは振り切れており、アナフィラキシーショックも病院で経験したくらいなので、今回クラス3になっていて、そこまでひどい症状にならなかったのは安心しました。




夏休み

息子のサポートについては特に進捗のないまま夏休みに入りました。


成績表は学年末は郵送で届きます。

最後の学期は態度も少しはマシになったのか、学年末でテストが多くて息子の苦手と思われるグループワークが少なかったのか、単に学年末だからか先生からのメッセージは今年はとても成長しました、来年も頑張ってという感じでした。 


安心していいのかまだよく分かりませんが、来年度の成長を楽しみにしたいと思います。

  

今年は日本人のクラスメイトがいたけど、来年はどうなんだろう。本人はほとんど英語分かるし〜と言ってるけれど、私としてはまだ不安もあるので誰かと一緒になるといいのだけど。

学校でのサポートのこと

学校へは週一のボランティアで行ってます。

その時に学校にいるバイリンガルの日本人の先生にたまたま会ったり、先生が待ち構えていたり、電話があったりと息子、娘の様子を教えてもらっています。


どうもここ何ヶ月か息子は泣いたり、不貞腐れたりの回数がふえ、クラスでタイムアウトしても泣き止まずに事務室でクールダウンをすることも増えていると言われ、成績表の先生からのメッセージに態度が悪いと書かれてしまい、分かっているくせに英語を分からないふりをしたりしてる。という苦言を言われてしまいました。


また、グループワークだと言葉の問題もあるだろうけど、積極的にみんなと一緒にやろうとしなかったり、1人でどんどん進めたりと協業できないし、明らかに参加しなかったりすることもあるとのこと。

また日本語でも作文などは苦手なのですが、自分の考えを書くテスト(尊敬する人について書く)で40分間何もしなかったりなど。



日本で発達障害と診断され、こちらに来てかかりつけ医に相談したけれど、かかりつけはまだ来て間もないし、話してると自閉症スペクトラムの傾向は感じられないと言われてしまい、様子見となってます。


担任の先生からはできるのにやらないと言われてしまう。日本人の先生には本人の好きなことと嫌いなことへの差が大きく、怠けてる訳ではないことを分かって欲しい。また、文化の違いで考えているときは無言で考える。と伝え、あまりにも泣くのが続くので学校としての何らかのサポートを頼めないだろうかと相談しました。


けれども、そういうサポートはだいたい担任を通してからしかできないらしく、担任の先生は理科と算数はできるし、発達障害の傾向はないだろうと学校に来てくれるソーシャルワーカーには繋げる必要はないだろうという判断。


しかし、親からもサポートを求めることもできないこともないと、日本人の先生にどうにかソーシャルワーカーと担任の先生や何人かの先生とチームを組んでもらう方向になり、いつになるのか未定ですが、学校での息子の様子をソーシャルワーカーの方が見る機会を作ってもらえそうです。


ただあと一ヶ月で今年度は終わってしまうのですが。どうなるやら。

wisc Ⅳテスト結果

テストを受けてから二週間後くらいに私だけで結果を聞きに療育センターに行きました。

 
心理療法士の方が結果の方プリントをだしながらI.Qについての説明と、息子のテスト中の息子の様子を話してくれました。
  
検査結果の項目は大きく分けて4つあり、それぞれのI.Qがいわゆる普通の人はそれぞれの差が10位しか離れてなく、20以上の差があれば発達障害の目安とも言えますと言われました。もちろん、テスト結果だけでなく、テスト中の様子や生育歴や困っていることから総合的に判断をするそうです。
 
息子の結果は、言語理解はI.Q133とパーセンタイル99パーセント以上と高い一方、処理速度はI.Q96とパーセンタイル73パーセント。
 
I.Q的には処理速度も実年齢より10ヶ月位しか遅れていないのでそんなに問題がないように思えるかも知れないけれども、言語理解との差が大きくそれが息子の生き辛さにつながっているのではないかと言われました。
 
日本にい続けるならば通級を通して、ソーシャルスキルトレーニングをして、感情のコントロールや、問題に対する解決方法など具体的な対応をして学び会得していったほうが良いと言われました。
 
お医者さんに紹介状など頼みますかと言われたのですが、病名が欲しかった訳でもないのでアメリカでもなんとかなるかなぁと思い頼みませんでした。
 
このとき頼んでおけば良かったと後になって思いました。
 
 
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児童向けウェクスラー式知能検査について
 

精神科医との面談(2005年冬)

心理療法士との面談を終え、精神科医の診察を希望するか聞かれました。

予約はだいぶ先になるしいつになるのかはわからないとは言われたけれど、せっかくの機会なのでしてみようと思いました。

 

息子のことで動き出したさなか、旦那のアメリカ赴任が決まりました。

そのことをコーディネータの方に伝えると、せっかく来ていただいたのだからとありがたいことに考慮して下さり早めに予約を入れてくださいました。

 

息子と精神科医の面談後、私も面談。

息子の受け答えや様子などから、発達障害の傾向があるかないかと聞かれたらあると言われました。けれども、今はスペクトラム(連続体)という考え方で通常と思われる方にだって少なからずあるものだということは言われました。

またwiscという検査を希望するなら受けられますと言われたのでお願いしました。

 

後日テストを息子は心理療法士の方と受け(私は待機)たのですが、途中休みが入りました。

 

いつも療育センターは午後一だったので、給食を食べずに早退し気分を上げるために近くのマクドナルドに寄ってから来ていました。

けれど、今回のテストはお昼前からの時間だったので、学校から直接来ました。

息子は療育センターがマクドナルドとつながっているらしく、マクドナルドに行ってないのが不満らしく(おなかも減っているし、テストだし)テストができないと途中休みをとることに。心理療法士の方の都合もあるので2時間のお昼休憩後再びテストを受けました。

 

もちろん、お昼はマクドナルドです。

お昼で機嫌がなおり、テスト再開30分で終わりました。

30分ならどうにかお昼食べずにできたのではと思うのですが、こだわってできないところがまた息子らしい。

スクールカウンセラーとの面談(2005年秋)

シドニーで生まれ、三歳になってすぐに日本に帰国。

4か月から人見知りがあり、家では良く泣いていたが年中から入った幼稚園ではとくに問題もなく過ごし、小学校に入学。

 

毎年年度初めの面談で先生に「泣きますよね」と言われる息子。

家でもそうだが学校でも泣く。週に二回ほどは泣くらしい。

後半の面談では毎年泣くのは年度初めよりも減ったと言うが、泣くことはあるらしい。

 

一年生のころは仕方ないと思っていたけれど、3年生にもなって言われると親としては困惑する。そろそろ周りの目を気にして泣かなくなるころころだと、自分の子供時代を思い出すと思うからだ。

 

家では甘えもあるし、厳しく叱られるので泣くのは仕方ないが、泣くだけでなく息子の場合は固まる。

一年生から始めた少年野球でも、アドバイスで固まってしまうこともしばしば。

お友達との遊んでいる様子をみても、楽しく遊んでいるときは問題ないが、意見の相違があった時に上手なやりとりはどうも苦手らしいとは思っていた。

慎重派で自分が苦手だと思うことにはあまり挑戦をしないタイプ。

性格かもしれないが下の妹たちと比べると、新しいことにチャレンジするのがどうも苦手だと思う。

 

息子の教育方針のことで夫婦のケンカも増え、私が参ってしまいそうになったので小学校に月に何度か来ているスクールカウンセラーとの面談を予約しました。

 

スクールカウンセラーの方に、成育歴や悩んでいることを聞いてもらう。

市の療育センターの相談窓口を紹介してもらうことに。

 

その日のうちに療育センターに電話し、息子の学校担当のコーディネーターから電話をいただき、まず私との面談の予約をしました。

 

そして、面談で再び成育歴や悩みなどスクールカウンセラーとの内容をもう一度いい、コーディネーターの方が息子のクラスでの様子を見学することになりました。

 

その後また私だけで面談し、息子も連れて一度心理療法士の方とも面談することに。

息子は私抜きで面談だったのですが、絶対に親には言わないでという約束で、私たち夫婦が僕のことでケンカするのがとても嫌だと言っていたそうです。

 

なんかもうその言葉を聞いてしまうと悲しさを通り抜けて、親としての自分に絶望しかありません。けれども、親なのでどうにかしなければいけないと思いました。